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ブログ - 禅と茶道 2茶道の成り立ちと茶禅一味(6)   緝熙庵内田慧純老禅子

禅と茶道 2茶道の成り立ちと茶禅一味(6)   緝熙庵内田慧純老禅子

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
八王子支部 2020/5/10 14:55
(4)禅について①
 日本文化を代表する茶道を理解し、茶味を味わうには、茶の技法の稽古とともに、禅による心の錬磨の行がこの上なく大切ですが、ここで、茶道の創成にかかわった先人たちが、いずれもそれによって力を培い、茶の精神を正しいものに高めていった禅について、少しふれておきたいと思います。
 一口に禅を説明することは困難ですが、簡単にいえば、正しい坐禅の姿勢で端座し、宇宙の真理を悟って自己を究明された釈尊とまったく同じ悟りを得ることをめざす行といえるでしょう。禅は一般にいう信仰ではありません。いわんや、哲学でもなく、道徳でもなく、本物の人間になるため心を磨く、人間形成の道と呼ばれます。
 坐禅の方法は、調身、調息、調心の三つの段階に分けて説明されます。
 まず、独特の姿勢で坐禅を組み、からだを調えます。五重の塔が大地に堂々とそびえたつように、不動の坐相で坐ります。次に呼吸を調えます。はじめ深呼吸をし、次第に静かな自然の呼吸になるよう落ちつけていきます。呼吸が調ったら、次いで、その呼吸に心を集中させて、さまざまの思慮分別などが起こらないように、一呼吸を一つとして、一心に呼吸を数え続けて、いわゆる数息観になり切って心を調えていきます。
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