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ブログ - 「数息観」の3ステップ   松田大愚

「数息観」の3ステップ   松田大愚

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
八王子支部 2019/10/23 21:24
心の状態を整える「禅」(メディテーション)の、もっとも基本となる3ステップです。
心の波立ちや感情のざわめきを鎮めて、磨きぬかれた「鏡」のようなクリアな状態にすることによって、夜空に浮かぶ満月を、鮮やかに、ありのままに映し取ることができるようになります。
曇りなき心の状態に近づくにつれて、自分の偏見やエゴ(我見)を入れずに、
ものごとの真の姿を映しとることができるとともに、自分自身の内なる声(ボイス)をも、
よりはっきりと聴き取ることができるようになります。

1:「調身」 ➜姿勢を正すこと。
背筋を伸ばし、地球の中心から垂直に立てることで、
感情が静まり雑念が入りにくくなります。
身体の使い方は、感情の状態と密接にかかわりあっていて、
落ち着いた所作や振る舞いは、心の安定を反映させたものでもあるのです。
最初は意識して姿勢を整えることで、慣れてくると習慣的に、
姿勢と気持ちを整えることができるようになります。

2:「調息」 ➜呼吸を整えること。
ひとつ、ひとつの、呼吸をゆっくりと数えることに集中していきます。
吸って、吐いて、いーち…。吸って、吐いて、にーい…。
途中で切れ目なく、できるだけ雑念が入らないように、
「身体」と「呼吸」と「意識」をひとつに重ね合わせていくこと。
それ以外の考え(雑念)が浮かんだ時には、「自覚」をして手放します。
雑念(最初の一念)が浮かんだことをモニター出来ている意識の状態がとても重要であり、
そうすることによって、エゴ(自己中心的な意識)の罠を、回避できるようになるのです。

3:「調心」 ➜心がクリアになること。
リラックスしつつ集中した状態が深まると
「三昧」(サマーディ)という意識の状態に入ります。
(スポーツで言う「ゾーン」の状態)
この「三昧力」を深め育てていくことが、「三昧」の3つの側面をさらに強化し、
ブレない自分を鍛えていく大きな鍵になるのです。
そして、その「三昧」の状態をつうじて、私たちは内なる「源」(ソース)に
つながることができるようになります。
松田大愚拝
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