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ブログ - 情けは人の為ならず   鈴木翠珠

情けは人の為ならず   鈴木翠珠

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
八王子支部 2017/5/30 9:39
 「情けは人の為ならずー…」誤解のされやすい言葉ではある。他人のためにならないから情けを与えるべきではない。字義通りに捉えるとそのように捉えられないことはないが、そのような意味ではない。正しい意味は「人に親切にすれば、その相手のためになるだけではなく、やがてはよい報いとなって自分に戻ってくる」(デジタル大辞泉、小学館)である。
 季節は巡りに巡ってまた春を迎えた。暦上では立夏を迎えてしまってはいるけれども。新しい職場、新しいクラスメイト…。人が組織を作る際、そこには何らかの理念がある。それがどんなものであろうと、人が人であることを忘れないでいたいもの。つまり、情けという名の「福」を他人とお裾分けすることである。今の世は我利我利の世。朝の通勤ラッシュの電車はすごい。プロレスラーみたいな御仁がいて、人を何とも思わずに肘で払いのける。バッグを前に抱えずにバック圧力をかける御仁もいる。人でごった返す朝の電車の中、人にバッグをぶつけないようにゆっくり進むことは、最早情けである。我利我利のあの御仁達は自分の行為に気付く日はいつか来るのだろうか?それとも雲隠れするまでお預けなのだろうか?
   坐禅の合間にふと湧き上がった思考の欠片     平成29年皐月  翠珠記ス
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